お楽しみ様です。
坂本です。
一口に「仮想通貨取引」と言っても様々な種類の取引サービスがあります。
その中でも、手持ちの資金以上の取引が可能になる
レバレッジを効かせた「仮想通貨FX」は、
大きな利益を上げれることから人気の金融商品です。
しかし、残念ながら国内の取引所はユーザー保護の観点から
レバレッジの上限が自主的に規制されています。
本記事では、仮想通貨のレバレッジ取引である
「仮想通貨FX」の概要説明に加えて、
ハイレバレッジ取引を行いたい方向けの海外取引所についても解説します。
ただし、誤解なさらないでください。
予めお伝えしておきますが、
坂本はいづれかの仮想通貨FX取引所を
お勧めするつもりは一切ありません。
なぜなら、わざわざハイレバレッジトレードをしなくても
堅実に稼ぐことができるからです。
それでは参りましょう!!
目次
レバレッジ取引「仮想通貨FX」とは
さあ、一般的な取引「現物取引」とは異なる「FX取引」について
わかりやすいように具体例を用いながら解説します。
まず最初に、ビットコインの価格が1BTCあたり100万円とします。
現物取引では1BTCを購入するのに100万円が必要ですが、
それより安くビットコインを購入できるのが仮想通貨FXです。
「え。なんで安く購入できるの。」
と疑問に思いますよね。
はい。この要因こそ「レバレッジ」です。
つまり、レバレッジが2倍なら
資金の2倍の金額の取引が可能になるので、
50万円を証拠金として預け入れるだけで1BTCを購入できます。
レバレッジが4倍なら25万を証拠金として預け入れるだけです。
あたりまえですが「売り」から入ることもできるので、下落相場でも狙えます。
仮想通貨FXでレバレッジ取引ができる日本の取引所
日本には20を超える仮想通貨取引所がありますが、残念ながらその全てが仮想通貨FXのようなレバレッジ取引を提供してはいません。
2020年10月16日現在、仮想通貨FXができる日本の取引所は次の通りです。
取引所名 | 取扱通貨 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
bitFlyer | BTC | 4倍 |
BITPOINT | BTC | 4倍 |
Huobi | BTC | 2倍 |
DMM Bitcoin | BTCなど9通貨 | 4倍 |
GMOコイン | BTCなど9通貨 | 4倍 |
Liquid | BTCなど3通貨 | 4倍 |
TAOTAO | BTCなど5通貨 | 4倍 |
DeCurret | BTCなど5通貨 | 4倍(2020年10月24日サービス終了) |
現在のレバレッジは「4倍」ではなく「2倍」です。
2021年10月追記
さらに規制が強化されたことにより、2021年10現在仮想通貨のレバレッジは2倍に規制されました。
レバレッジ規制によってユーザーが用意する証拠金はこれまでの倍程度に増やす必要があります。
規制が強化されたタイミングで、4倍の取引をしているポジションを解消することはないため、当面は4倍で注文した取引についてはそのまま放置されることになります。
新規の注文は規制されていますので、レバレッジ2倍分に相当する証拠金を確保しなければなりません。
規制の背景には仮想通貨のリスクという部分が大いに関係しています。
リスクが少なくなれば制限は緩和される可能性もありますが、現時点で仮想通貨のリスクが緩和される要素は少ないため、レバレッジ規制は更に厳しいものへ変わる可能性もあります。
自主規制団体
仮想通貨取引所は、取引の円滑な実施や顧客保護を目的とした自主規制団体
「一般社団法人日本暗号資産取引業協会」を設立しています。
(JVCEA:Japan Virtual and Crypto Assets Exchange Associations)
団体「JVCEA」設立前は無秩序な状態
仮想通貨は新しい分野の商品だからこそ、
法整備は追い付かないわ、基準や規制などの枠組みがないわ、
無秩序な状態が続いていたのは記憶に新しいですね。
「ずさんな経営体制による顧客資金の流出や盗難」
「取引所によって大きく異なるサービス内容」
と聞いただけで、「アノ事件ヤンケ。」と思いだしたと思います。
そうです。
利用者保護が実施されていない状態でしたから
仮想通貨を金融商品とした健全な市場を形成するために、
金融庁が仮想通貨取引所にライセンス制度を導入し、
ライセンスを得るには様々な基準をクリアしなければならなったワケです。
それと同時に、業界内でも自主規制の動きが高まり、
「一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」が設立されました。
現在の状態
現在のJVCEAのメンバーには、
国内の全仮想通貨取引所に加え、
将来的な日本の仮想通貨市場参入を目指す
海外取引所などの名前もチラホラしています。
さて。
ここで本日の本題の「レバレッジ取引」が関わってきます。
JVCEAでは利用者保護のための
様々な自主規制ルールが定められていますが、
その中のひとつに「レバレッジの上限を4倍までとする」があります。
しかし、2020年9月25日に行われた
「暗号資産信用取引に関する規則」の一部改正によって、
明確な数字は削除されました。
「最大2倍」への改正が検討されたこともあり、
各取引所は最大レバレッジを低くすることはあっても
大きくすることはないでしょう。
ハイレバレッジの仮想通貨FXを行いたいならココ
仮想通貨FXの最大の魅力を
「ハイレバレッジによるハイリスク・ハイリターンのトレード」
と答えるトレーダーも多く存在しますが
残念ながら国内取引所での高レバレッジ取引はできません。
しかし、海外取引所であればハイレバレッジの
仮想通貨FXサービスを提供している取引所は数多く存在します。
ご参考までにハイレバレッジかつ
日本人の利用者も多い取引所をいくつかご紹介します。
海外の仮想通貨FX取引所「FXGT」
- 日本語に対応
- 最大レバレッジは500倍
- クレジットカード利用可能
- 日本円での入出金可能
海外の仮想通貨FX取引所「HotForex」
- 日本語に対応
- 最大レバレッジは1000倍
- 仮想通貨以外に、外国為替、株式などの多くの銘柄を取り扱い
- MT4、MT5利用可能
海外の仮想通貨FX取引所「Bybit」
- 日本語に対応
- 最大レバレッジ100倍
- 仮想通貨FX専門の取引所
先ほどもお伝えしたように、仮想通貨は為替(FX)と違って
わざわざハイレバレッジのトレードなどしなくても稼ぐことができます。