ビットフライヤーに上場したBATってどんな仮想通貨?

お楽しみ様です。
坂本です。

先週4月9日にビットフライヤーに仮想通貨「BAT」が新規上場しました。

2017年5月のICOの時には、わずか35秒で130人の投資家から
35億円の資金調達に成功したことで話題になった仮想通貨ですから
その頃からICOに興味を持っていた人には懐かしい仮想通貨かも知れません。

(今ではIEOとかSTOが当たり前の時代だからこそ
 ICOという言葉がナツカシイ・・・)

しかし、国内ではかなり有名な仮想通貨取引所ビットフライヤーに上場したものの、
99%99%の人は「BAT」をよく知らないと思います。

そりゃそうですわ。

3大仮想通貨であるBTC、ETH、XRPがどんな通貨なのか
ちゃんとわかっている人は多くはないでしょうし、
短期売買のトレーダー目線でいえば
「利を得られるネタである」
ことが重要なのですからそれでいいと思います。

とはいっても。

知らないシロモロを売買するよりは知ってるに越したことはないので、
本日は仮想通貨BATがいったいどんな仮想通貨なのか、
そのコンセプトや特徴を「おせっかい」に解説します。

では参りましょう。

目次

ユーザーと広告主双方にメリットがある仮想通貨BAT

正式名称「Basic Ateention Token」であるBATは
ブロックチェーンを利用したブラウザ「Brave」で使える仮想通貨です。

このBraveを作ったのは、ブラウザではそこそこ有名なMozillaの
前CEOが立ち上げたブラウザ開発企業です。

Braveはネット広告に関する次の「2つの問題」を改善してくれるシロモロです。

ネット広告の問題点
ネット広告を出す際のGoogleの手数料の高さ(企業側のデメリット)
ネット広告を配信されるユーザーにメリットが少ない(ユーザーのデメリット)

もうちょい詳しくみていきましょう。

BATはユーザーと広告主の双方にメリットをもたらすために、
Braveには「Brave Rewards」という仕組みが採用されています。

これは広告主が広告を掲載する際にBATを必要とし、
支払われたBATが広告を見たユーザーに分配される仕組みです。

つまり。

我々ユーザーは広告を見るかどうかを選択することができて、
しかも、広告を見れば報酬としてBATを受け取ることができます。

これにより、今起きている
広告主がGoogleなどに大きな手数料を払って広告を載せても、
我々ユーザーにはメリットがないために、
広告の効果が低くなってしまうという問題点を改善してくれます。

加えて、我々ユーザーにはこんなメリットもあります。

webユーザーは不要な広告に月額23ドルもの通信費用を取られていることが
明らかになっています。

これは平均的なユーザーのモバイルデータ通信費のおよそ50%にあたります。

坂本は全く意識していなかったので、
「無意識のうちに月額23ドルも広告のために費やしているのか・・・」
というのが正直な感想です。

そして。

ついに広告も「見る側が選ぶ時代」になってきたな思うと同時に、
以前、テレビ関係で働いていた身としては
「ああ、あの時辞めておいてヨカッタ!!」
と、こういったところでヒシヒシと感じます。

「必要な広告」だけ見て、おまけに「視聴料」がもらえる。

広告を見る側にも、掲載する企業側にも
大きなメリットをもたらしてくれるのが仮想通貨「BAT」ということですワ。

大手仮想通貨取引所が次々にBAT上場を決定(信頼度は高い)

さて、記事のタイトルにもしましたが、
BATはビットフライヤーに上場したことで国内では大きな注目を集めています。

もちろん、上場しているのはビットフライヤーだけではありません。
国内通信大手GMOグループが運営するGMOコインにも既に上場済みです。

国内の仮想通貨取引所への上場は金融庁の規制が厳しく、
・信頼性のある通貨
・中身の伴った通貨
これが満たされていないと上場などできないので
「ある意味」でまともな機関にスクリーニングされた仮想通貨とも取れます。

どちらの仮想通貨取引所も
「信頼できる」と判断した仮想通貨のみを取り扱っているせいか、
取扱い通貨の数は「10種程度」ととても少ないことを考えると、
1000種類を超える仮想通貨の中での「BATの信頼性」がいかほどかはわかります。

また、(当然ですが)海外の仮想通貨取引所でも取り扱いがあって、
世界的にも大手の仮想通貨取引所Binanceにも上場しています。

信頼性とは裏腹に日本ユーザーにおいてはブラウザ「Brave」は使えても、視聴料である仮想通貨「BAT」はもらえません。
なぜ国内の仮想通貨取引所が「BAT」を上場させたのか・・・
草コインであることには違いないでしょうな。

Braveがプライバシーに配慮した広告を掲載

ここでBATの根幹であるブラウザ「Brave」について深堀りします。

Google Chromeといった我々がよく使っているブラウザは
検索履歴情報をブラウザからサーバーに保存することで、
「興味がありそうな広告」を配信してきます。

例えば、坂本が検索窓に「ハゲ」という文字を入力して検索をします。

すると、Google側に「坂本はハゲを検索した」という情報が伝わり
「坂本はハゲに興味があるからハゲ系の広告を表示しよう」といった
とターゲティング広告という「追跡型広告」が仕掛けていきます。

すると、坂本のGoogle Chromeには
「発毛剤シャンプー〇〇」とか
「ミノキシジル配合発毛剤〇〇」とか
「増毛パイダー〇〇」とか
薄毛関連商品の広告がでまくるアレです。

こういった「プライバシーの問題」は以前から指摘されてます。

しかし、Braveは検索したデータをサーバーに保管せずに
すべてユーザーの端末で管理するので、

この「プライバシー」にも配慮した広告掲載になります。

つまり、いま使っているブラウザは
必然的にプライバシーの問題にさらされているのですが、
Google ChromeからBraveに変えるだけで
このデリケートな問題を解決してくれるスグレモノです。

Braveで直接クリエイターにチップを支払うことができる

Braveができることで坂本が「これイイな!!」と思うことを
あとひとつだけ追加させてください。

自身がいいなと思ったものに直接チップを支払える
「投げ銭」のあるプラットフォームは最近増えてますよね。

Braveにも「投げ銭」のような機能があって、
広告やサイトのクリエイターに直接チップを支払うことができます。

金額も自由に決められるので、
SNSで気軽に「いいね」を押すような感覚で
クリエイターを応援できる。

投げ銭をもらったクリエイターも
「もっと良いものを提供しよう!!」
とモチベーションがアップして、
もっと才能が開花したりと大きな成果に結びつく。

この気軽に応援できる「投げ銭」をブラウザ自体でできてしまうのは
坂本的にはデカイ存在です。

まとめ

BATはネット広告を出す際の、Googleの手数料の高さや、
広告を見るユーザーへのメリットが少ないといった
「既存のネット広告の問題点」を改善するために作られた仮想通貨です。

ネット広告が盛んな昨今、
我々ユーザーと広告主の双方にメリットがあるからこそ、
その効果を最大化できます。

まだ知名度がそれほど高くないBAT(Brave)ですが、
利用者が増えて知名度が高まれば
ネット広告の可能性はさらに広がっていくのでしょう。

しかし。

「良い仕組み」であることと「利用者が増える」ことはイコールではないので、
今後どうなるかはBAT(Brave)のマーケティング次第でしょうな。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

次回もあなたのトレードに役立つ情報をお伝えしますので
どうぞ楽しみになさっていてください。

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