お楽しみ様です。
坂本です。
ゲーム、デジタルアート、トレーディングカード向けのアプリに特化したブロックチェーン「flow」をご存じですか?
flowを開発したのは、Crypto Kitties、Cheeze Wizards、NBA Top Shotといった知名度あるブロックチェーンゲームを複数リリースしているカナダの企業「Dapper labs」です。
本記事では、ブロックチェーンflowとネイティブトークンflowの概要説明。
加えて「NBA Top Shot」「Crypto Kitties」を開発しているDapper Labs社まで丁寧に解説します。
仮想通貨「flow」の概要をサクっと知りたい方は必見です。
Dapper Labs社についてしりたい方
NBA Top Shotについて知りたい方
それでは参りましょう‼
目次
ブロックチェーン「flow」とは
先ほどもお伝えしたように ブロックチェーンflow のネイティブトークンは「flow」です。
この項目では仮想通貨としてのflowの概要をサクっと解説します。
flowは2020年9月~10月にCoinListというICOプラットフォームで公募販売されました。
コンセンサスアルゴリズムはPoSです。
ステーキングするには4種のノードのいずれかを選びますが、違いといえばステーキング要件の「最低トークン数量」です。
●Collection:250,000flow以上のステーキング
●Consensus:500,000flow以上のステーキング
●Execution:1,250,000flow以上のステーキング
●Verification:135,000flow以上のステーキング
ご参考までに価格推移も貼っておきますね。
flowを開発しているDapper Labs社
flowの概要がわかったところで開発元のDapper Labs社についても知っておきましょう。
まず最初に驚くべきは Dapper Labs社 の株主です。
有名企業であるワーナーやサムスンという誰もが知る企業が株主である点はひとつの安心材料ですナ。
Warner Music Group(ワーナーミュージック)
Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)
flowを開発するキッカケ
Dapper Labs社はこれまでブロックチェーンアプリケーションをイーサリアム上で開発してきました。
しかしイーサリアムの課題に直面した結果、エンターテイメント特化型のブロックチェーンの必要性を認識したことがFlowを開発することになったキッカケです。
スケーラビリティの課題
Defiバブルの影響で1トランザクションにおける手数料が数千円。
デカい額を送金するユーザーにとっては手数料の占める割合が低いのですが、小さい額を送金するユーザーにとっては大きな負担です。
NFTで表現されたカードゲーム「NBA Top Shot」
Dapper Labsと言えば、2020年5月に発表したブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」が有名です。
いまやNBA Top Shot の登録ユーザは110万人ですから、あなたもどこかで聞いたことがあるかもしれません。
NBA Top Shot ではNBA選手の試合中のプレイなどがデジタルカード化されていて、保有している人だけが再生可能な動画コンテンツが内蔵されているキワモノ。
これらのカードは各試合の瞬間を切り取ったという意味で「モーメント」と呼ばれています。
ユーザーはブロックチェーン上のカードを集めて、好きなときにモバイルやPCからトレードをできることに加えて、各カードには希少度の割り振られています。
名称 | 希少度 |
---|---|
Legendary | 各カード50枚のみ (高額なパックで当たる) |
Rare | 各カード250-300枚のみ (中間の価格帯のパックで当たる) |
Common | ノーマルカードのため希少性ナシ |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ゲーム、デジタルアート、トレーディングカード向けのアプリに特化したflowブロックチェーンと、flowトークン。
そして、Dapper Labs社が作った独自ブロックチェーン「flow」上のNFTで表現されたカードゲームである「NBA Top Shot」をご紹介しました。
他のアプリケーション開発者からも「イーサリアム以外の選択」という需要があるはずですから、いかにflowを選んでもらえるかが見物ですナ。