【徹底解説】仮想通貨の借金帳消しサービス「ゼロカットシステム」

お楽しみ様です。
坂本です。

国内取引所でレバレッジを使ってるトレーダーが常に恐れるもの。
それは「追証」です。

追証を1行で説明すると「証拠金がマイナスになったことで取引所に対して借金が発生したので、追加で証拠金を入金してください。」という取引所の飯のタネのひとつです。

しかし。
海外取引所では「ゼロカットシステム」というトレーダーの損失から投資家を守る借金帳消しサービスが実装されています。

坂本
つまり、取引所にある資金がゼロになっても追証が発生しないというスグレモノ。

そんなドエライサービスがあるのであれば詳しく知りたいですよね。

ご安心ください。
海外取引所が採用している仮想通貨のゼロカットシステムを坂本が丁寧に解説します。

本記事では
・仮想通貨取引所のゼロカットシステムの概要説明
・仮想通貨取引所の ゼロカットシステムの仕組み
・仮想通貨取引所がゼロカットを採用する理由
を解説します。

損失リスクを限定してトレードしたいトレーダーは必見です。

それでは参りましょう。

仮想通貨のゼロカットシステムとは

まず、ゼロカットシステムを知る前の前提知識をして「ロスカット」を知りましょう。

ゼロカットの前に「ロスカット」を解説

ロスカットとはあらかじめ決められた損失に達したときに、それ以上損失を生まないように取引所が行う「強制決済」のことです。

現物取引の場合、ロスカットによって自己資金がマイナスになることは考えにくいです。
しかし、価格変動が大きく仮想通貨の場合、レバレッジを効かせるほど、強制的に決済が行われます。

例えば、信用取引でレバレッジを2倍かけているときに、買っていた通貨の価格が50%以上下がると、資金がマイナスにならないようロスカットが発動します。

最悪の場合、ボラティリティが激しいと資金がマイナスになってから決済が行われることがあります。

仮想通貨のゼロカットシステムとは

ゼロカットシステムとは証拠金の残高以上に損失が出たときに、マイナス分を取引所が負担する「借金帳消しシステム」のことです。

つまり、追証がなくなるという素晴らしいシステムであり、海外取引所ではほとんどが採用しています。

しかし、国内取引所では採用されていませんから、すでに確定してしまった損失は借金(追証)として、支払う必要があります。

国内取引所でゼロカットシステムがない理由

日本国内では、株もFXも仮想通貨も、取引所が損失を補填する制度を定めることを金融商品取引法によって禁止されています。

つまり仮想通貨のゼロカットシステムは、この補填にあたるため導入をしたくてもできない仕組みです。

というのは建前ね。
実はシステムの障害などに当たる場合では補填ができるようになっています。

坂本
システムの障害や取引所の不備によって損失を受けたときは補填できるのですが、「したくない」というのが本音でしょう。

仮想通貨の「ゼロカット」と「ロスカット」の違い

ゼロカットとロスカットは名前と仕組みがとても似ていますが違うことはお判りいただけたと思います。
それでは復習も兼ねて「ゼロカット」と「ロスカット」の違いを深堀します。

坂本
ここを間違ってしまうとイタイのきちんと整理しておきます。

まず、ロスカットは「追証」が発生する可能性があるシステムです。

例えば資金が1万円でレバレッジが100倍とすると現在の証拠金維持率はこのようになります。

1万円÷1万円✕100=証拠金維持率100%

ロスカットになる基準はだいたい20%~100%です。
もちろん、その値は取引所によって異なります。

しかし、ロスカットという強制的に決済してくれる仕組みがあるからとて安心してはいけません。

相場が急に大きく変動した場合、ロスカットが設定値で執行されず、口座残高がマイナス残高になってから決済されてしまうことがあるのですから。

坂本
もちろん、レバレッジをかけているほど追証になりやすいので、国内取引所の最大レバレッジ率は低く設定されているんですね。

しかし、ゼロカットシステムではそもそもの「追証」が発生しません

高いレバレッジをかけてもマイナス分である借金を帳消しにするので、被害を最小限にとどめてくれます。

ぶっちゃけゼロカットシステムは我々トレーダーにとってメリットしかないというワケです。

仮想通貨取引所がゼロカットを採用する理由

高いレバレッジで仮想通貨取引を行っている我々にとってはメリットしかないゼロカットシステム。
そもそも提供する側の海外取引所にとってメリットはあるのでしょうか。

だって、海外取引所から見れば「利用者の証拠金以上の損失をとりっぱぐれるリスク」があります。

そこでこの借金帳消サービスの仕組みを解説します。

借金帳消サービスの仕組み

実は海外取引所はロスカット時に「破産価格(bankruptcy price)」という手数料を徴収しています

つまり、利用者からは十分なマージンを乗っけた上で強制決済させています。
この利益を「保険基金」という形でゼロカットの補填に積み立てるワケです。

勘の鋭い方であればお気づきかと思います。

・自らポジションを損切りする
・ロスカットを喰らう
を比較すると、ロスカットは圧倒的に不利な条件で清算されているのですから、ロスカットは喰らわないに越したことはありません。

心のブレーキを取っ払ったゼロカットシステム

ここまでお読みになったあなたは仮想通貨取引所がゼロカットシステムを採用する理由がおわかりだと思います。

利用者にとって損失限定という大きなメリットをもたらすゼロカットシステムを提供すること。

つまりは利用者の心のブレーキを取っ払ったトレードを促せるのですから、取引所の流動性を高めます。

取引所は取引手数料(スプレッド)が飯のタネ。

ですから、取引が活発になるほど利益が上がります。
加えて、取引高のある流動性の高い取引所ほどトレーダーが寄ってきます。

こういった理由から 「利用者の証拠金以上の損失をとりっぱぐれるリスク」よりも「利用者が活発に取引をして得られるメリット」の方が大きいというワケです。

坂本
海外では投資に前向きな人が多いのに対して、国内は投資に消極的な人が多いのは、ゼロカットシステムのような仕組みがないからかもしれませんナ。

ロスカットが入るタイミングは2種類

それではこれより日本人に大人気の海外取引所FTXを例にゼロカットシステムの解説を進めます。

相場の急激な変動によりロスカットが間に合わないときに備えたゼロカット。
しかし、大前提としてゼロカットするにはロスカットが終了していなければいけません。

つまり、ゼロカットが行われる手順はこのようになります。

特定のタイミングでロスカットが入る
❷ ロスカット終了後に確定した損失に対してゼロカットが適用される

「相場が急に変動して損失が発生したのでゼロカットする」はできません。

加えてここで知るべきは「❶ 特定のタイミングでロスカットが入る」に2種存在するということです。

坂本
重要なことなので常に把握しておいてください。事項で解説します。

ロスカットが入るタイミングは2種類

ロスカットが入るタイミングは2パターンあります。

FTXの先物の取引価格が推定決済価格に到達したとき
❷ FTXのインフォメーションボックス内の「マージン分数」が証拠金維持率を下回ったとき

ロスカットが終了するのはレバレッジがアカウントの基準値を下回ったときです。

FTXのロスカット率は証拠金維持率と共に変動します。
ロスカット率はインフォメーションボックス内で随時確認することができます。

FTX独自の「バックストップ流動性プロバイダー制度

さて、先ほどご紹介した「保険基金」。
損失を出した利用者のポジションを補填する資金源ですね。

当然ですが、保険基金は利用者の損失が巨額だった場合に枯渇してしまうリスクを抱えています。

このリスクを低減するためにFTXが独自に行っているのが「バックストップ流動性プロバイダー制度」

清算が始まったアカウントのポジションを特定の利用者が引き継ぐというものです。

この「特定の利用者」とは、50倍や100倍といったハイレバレッジで取引する利用者のことで、実はリスクの高い利用者から手数料を多めに取っているワケです。

坂本
保険基金を拡充することで安定したトレード環境を提供しているFXTってスゴイ!!

FTXのレバレッジトークンは「ロスカット」ではなく「リバランス」

FTXと言えば「レバレッジトークン」です。

レバレッジトークンとは仮想通貨にレバレッジをかけたトークンです。

例えばトークンのレバレッジが3倍だとします。
ビットコインが1%上がればトークンは3%上がるというように価格が連動します。
レバレッジの形も様々で、ビットコインが1%値上がりすれば、トークンが3%値下がりするようなトークンもあります。
株で言うところの「ダブルインバース」のようなものがレバレッジトークンと呼ばれています。

坂本
Binanceではレバレッジトークンの上場を廃止したことで利用者のニーズが高まっていました。
そこにFTXがレバレッジトークンを取り扱い始めたので、BinanceからFTXへ利用者が流れ込んでいます。

FTXのレバレッジトークンの一部を紹介します。

ロングが値上がりすれば上がるトークンで、ショートが値上がりすると下がるトークンです。

名前レバレッジポジション
BULL3倍ロング
MOON10倍ロング
HEDGE1倍ショート
BEAR3倍ショート
DOOM10倍ショート

FTXでレバレッジトークンを取引するとロスカットがありません。

その理由は日本時間の毎朝11時に「リバランス」というポジションの調節が行われているためです。

レバレッジトークンの価格が上がれば、自動で買い増しするという機能がついています。またトークンの価格が下がれば、売り戻すことで倍率を調節しているので、他の取引所のレバレッジ取引のように強制ロスカットが発動することはありません。

リバランスの役割を担うロスカットは存在しないといえど、急激な相場変動が発生した場合には、間に合わず損益が発生することもあります。

その場合は、ゼロカットシステムをレバレッジトークンに適用することで、借金帳消しをしています。

まとめ:FTXのゼロカットはメリットばかり

いかがでしたでしょうか。

海外取引所のほとんどが採用しているゼロカットシステム。
どれだけ高いレバレッジをかけても借金は帳消となり理由が明確になったと思います。

それではここでゼロカットシステムをまとめます。

ゼロカットシステムのまとめ
  • ゼロカットはロスカットで確定した損失に対して適用される
  • 利用者の証拠金以上の損失は取引所が補填する
  • 補填するために利用者から大目に手数料を取って保険基金に積み立てている
  • ゼロカットはFTXのレバレッジトークンにも適用される

損失リスクが「無限」から「限定」になるゼロカットシステムを採用している海外取引所を使わなり理由はありません。

坂本
国内取引所では採用されていないので、損失リスクを軽減したトレードをしたいのでしたら海外取引所を利用すべきですナ。

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「勝ち負けの投資」ではなく
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基本的には「放ったらかし」という都合の良い手法をメールマガジンでご紹介します。

本日もお読みくださりありがとうございました。

次回もあなたのトレードに役立つ情報をお伝えしますので
どうぞ楽しみになさっていてください。

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