ビットコインの半減期直前!! 短期・中期のトレード戦略です。

お楽しみ様です。
坂本です。

いよいよビットコイン(BTC)の「半減期」が近づいてきましたね。

今のペースでマイニングが進むと半減期は
2020年5月12日(あるいは13日)です。

半減期によってマイニング報酬が半減して
新規ビットコインの供給量が半減するために
「価値が上がる」のがセオリーですが
どうも「盛り上がり」が感じられませんね・・・

もうちょい価格が上がってもいいような気がするのですが・・・

というワケで、本日は
「半減期が来ても盛り上がらないのはなんで?」
「半減期は価格に影響するんじゃないの?」

の2点について坂本なりに考察してみます。

ちょいと小難しい言葉が出てきますが
めちゃくちゃわかり易く噛み砕いて解説しますので、
どうぞ最後までお読みになってくださいませ。

それでは参りましょう!!

目次

ビットコイン(BTC)の半減期とは

マイニング報酬

まずは「半減期」について駆け足でおさらいしましょう。

この半減期を語るうえで欠かせない言葉が
「ブロックチェーン」と「マイニング」です。

坂本なりに、小学生でもわかるレベルに超噛み砕いて「4行」で解説します。

「鍵のついた箱」に「取引情報」を収めて
それを「鎖」で繋げたのがブロックチェーン。

「鎖」に新たな「箱」を安全につなぐ作業が「マイニング」。
その作業をする人が「マイナー」

いかがでしょうか。

なんとなくイメージができたでしょうかね。

マイナーは
・ドエライ計算をする超ハイスペックな「マシン代」
・それを設置しておくための「土地代」
・マシンを稼働させ続けるための「電気代」

とめちゃくちゃ費用をかけているので、
当然、それなりの見返りである「報酬」があります。

この報酬こそが新規発行されるビットコインです。

世界中のマイナーはコレを目当てに
設備投資をして日々「回収」に勤しんでいます。

現時点では、「新しい箱(ブロック)」を「鎖」につなぐと「12.5BTC」のビットコインが新規に発行され、報酬を受け取ったマイナーは市場で売却します。

はい。
ここまでが「マイニング報酬」のおさらいです。

小難しいですが着いてきてくださいね。

つづいて「半減期」にまいります。

半分になるマイニング報酬

実は、このマイニング報酬は永遠に同じ額ではありやせん。

2,100万ブロックが生成されるごとに半分に減ってしまいます。

このマイニング報酬が半減するタイミングが「半減期」と言われ、
来月の半減期ではマイニング報酬が「6.25BTC」に減額されます。

今回の「半減期」は2020年5月12日、あるいは13日と予想されています。

平均で10分に1回生成されるブロックが
2,100万ブロック生成されるのに約4年かかるので、
「半減期が4年に1回」なんて言われてます。

半減期が来ても盛り上がらないのはなぜか

いやあ、いつもながら前段が長くなりました。

さあ、ここからが本題です。

まずは「半減期が来ても盛り上がらない理由」からまいりましょう。

「新規の発行量が半減する」
これは通貨にとってとても大きなことです。

半減期の目的は「インフレ抑制」と「価値の担保」ですが、
コロナショックによって世界中の法定通貨が
ジャブジャブと新規発行されている(価値が下がる)なか、
供給量が減るビットコイン(価値が上がる)は
ググっと上がってきてもいいはず。

・・・しかし、ビットコイン(BTC)の価格は
まだ200日移動平均の1割下を低迷中。

なぜでしょうか?

メジャーなファンダメンタルズは織り込み済み

半減期の話で「市場はすでに織り込み済み」なんてよく耳にします。

たしかに、ファンダメンタルズの視点でいえば
突然ふっと湧いてきたコロナショックと違って
時期が明確にわかっている半減期は「超レアなファンダメンタル」です。

これは「織り込むな」というほうが無理な話でしょ。

しかし、今の上値が重い値動きは
半減期の効果を織り込んだうえで、
「コロナショックによってビットコインよりも現金」
という素直な市場の評価でしょう。

もちろん。

「本当に織り込み済みか」なんて誰にもわかりはしやせん。

大事なのは、半減する日付があらかじめわかっていて、
それに合わせてピークが来るほど
「わかりやすく動く相場」はないということです。

「噂で買って事実で売れ」なんて格言がありますが、
半減期についてはどこにも噂はなく
ただ予定された事実があるだけなのですから。

半減期によりマイナーの損益分岐点悪化、撤退も

半減期の影響を直接受けるのはマイナーです。

マイナーの収入源は
マイニングによって新規に発行されるビットコイン(BTC)ですから
これが半減するのはコロナショック以上に「即、収入の半減」です。

これは事前にわかっているにせよマイナーにとってはカナリに痛手。
(事前にわからないコロナショックよりは断然マシ。)

「収入の半減」ですから、マイナーにとって損益分岐点を割るのであれば、マイニング事業からの撤退は十分にあり得ます。

ビットコイン(BTC)に先立って
・4月8日にビットコインキャッシュ(BCH)
・4月10日にビットコインSV(BSV)
が半減期を迎えましたが、マイナーの撤退によって
ハッシュレート(1秒あたり採掘速度)が
半減期前の半分程度に下がってしまいました。

そして、いまだ回復していません。

ビットコイン(BTC)に同じことが起こっても不思議はありません。

半減期はビットコインの価格に影響しないのか

ビットコイン(BTC)の半減期は過去にも2回ありました。

その時の値動きを見てみます。

下のグラフは、BTC/USDのチャートです。

今回、前回、前々回の半減期のタイミングを
コインメトリクスのチャートに「青い線」で書き加えました。

対数スケール表示ですから、2017年以前の状態も明確にみることができます。

ビットコインの価格と半減期

前回、前々回とも、半減期の前後は上昇傾向ですが
「さあ、半減期だ!!」という感じの盛り上がりはありません。

しかし。

半減期のあとには「大きなピーク」が確実にあります。

半減期のタイミングと重ねてみると、
何かのリズムを感じさせるぐらいに「正確」に。

「半減期はビットコイン(BTC)の価格と無関係ではないよ。
 ただ、ピークは遅れてくるけどね。」
とも思えます。

では「この遅れは何か?」ですが、
半減期による一時的な混乱を見極める時間で

半減期は
「マイニング報酬(新規ビットコインの発行)が半減する」
大っきな節目です。

しかし。

発生する時期があらかじめわかっているからとて、
それが引き金となって何が起こるかまではわかりません。

だからこそ、半減期の影響が出尽くして
「ビットコインはこれからも大丈夫だ。」

と確信が持てたときに初めて
安心して「買い」に走ることができるのです。

この「見極める時間」がピークの遅れをもたらしています。

まとめ

今回の半減期も、前回、前々回同様、
ビットコイン(BTC)の市場は盛り上がらない流れのようです。

その原因を明快に指摘することは実にむずかしい・・・

しかし。

少なくとも過去のチャートは
「ビットコインはこういうものだよ」
と語ってくれているように思えます。

というワケで価格の「盛り上がり」は半減期の1年後から1年半。

そそれまでにちゃんと仕込んで「あとは寝て待て」ってことですわ。

坂本の「半減期トレード」は以前お伝えしている次の2つです。

  1. (中期)ちょこちょこ買いましておき半減期後の一段高を狙う。
  2. (短期)過去の動きから半減期前に急上昇したタイミングで売って利益確定する。

今日の話は「①」の話でした。

「②」はコロナショックにより
「積極的なリスク資産の買い」はしにくい状況が続いているので
まあ、今の価格から一段上にいくのは一筋縄ではいかないでしょうな。

とはいっても。

「半減期狙い」で仕込んだビットコインに利益が出ていれば、
しっかりと利確して利益を手にしておくべきです。

だって。

「有事の現金」ですから。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

次回もあなたのトレードに役立つ情報をお伝えしますので
どうぞ楽しみになさっていてください。

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