お楽しみ様です。
坂本です。
coincheckで国内初の取り組みが行われました。
仮想通貨リスク(Lisk)のステーキングです。
Lisk公式Twitterアカウントでも告知されています。
今回の発表でリスク(Lisk)は買い上げられて
一時20%以上も高騰しました。
しかしですね。
リスク(Lisk)のステーキングを
coincheckでやる意味があるかははなはだ疑問です。
本記事ではリスク(Lisk)のステーキングについて
coincheckでやらない方が良い理由と、
ステーキングに参加しないことがペナルティである理由を解説します。
目次
仮想通貨Liskのステーキングサービスとは
ステーキングとは保有量によって仮想通貨が配布される仕組みです。
お金を貸して金利を受け取るようなイメージがわかりやすいかも知れません。
配布される条件は仮想通貨によって異なりますが、
リスク(Lisk)の場合は
「デリゲーターとなった集団が101位以内になれば配当がある」
という仕組みです。
つまり。
coincheckがそのデリゲーターとなって
保有するコインの一部をデリゲート(委譲)することで
配当を得る仕組みです。
その貸しつけた額が101位以内であれば金利を受け取ることができます。
しかし。
101位以内のアクティブデリゲートに選出されなければ
一切の報酬は得られません。
全coincheckユーザのリスク(Lisk)を合算して
選出基準に満たない場合も報酬を得られません。
仮想通貨Liskのステーキングサービスは個人でやった方がイイ
ここまでお読みになっただけで、
単なる投票代行で手数料まで引かれてcoincheckでやるよりも
個人のウォレットで1位のアクティブデリゲートに投票したほうが
よほどマシということにお気づきだと思います。
そもそもcoincheckでリスク(Lisk)を購入する行為自体が
割高なスプレッドで買わされているのですからなおさらです。
リスク(Lisk)のステーキングに参加するのであれば
Binanceとか板取引が可能な取引所で購入して
個人のウォレットで投票するのがベストです。
これ以上の説明はしません。
この説明でわからなければ一生わからないでしょう。
まとめ(ステーキング報酬はペナルティ)
本日はリスク(Lisk)のステーキングについて解説しました。
ステーキングは「なにもしないでコインが増える」ので
魔法のように見えるかも知れませんが、
そんな馬鹿な話はなくて実際には
「増えている」のではなく
「希釈化している」だけです。
つまり。
ステーキング報酬は実は報酬ではなく、
ネットワークのセキュリティ(マイニング)に参加しない人への
ペナルティであることは理解しておいたほうが良いですナ。