お楽しみ様です。
坂本です。
無料で仮想通貨がもらえる「エアドロップ」。
2017年~2018年にはめちゃくちゃ流行ったので、
「ああ、エアドロップって懐かしい響きだな・・・」と感じる人。
「おっ、そういあ、前に参加したことあるな・・・」と思いだす人。
沢山いらっしゃるでしょう。
そりゃあそうです。
エアドロップは誰でも簡単に参加できて、
もらった仮想通貨の価格が上がる可能性が大いにあるのですから
(まともな仮想通貨の)エアドロップに参加しない理由が見ありません。
本日は来月2020年5月に実施される「JSTトークン」のエアドロップ、
そして「JSTトークン」のIEOについて解説します。
どうぞ最後までお読みくださいませ。
目次
「JSTトークン」のエアドロップとIEOの割り当て比率を確認
トロン財団(Tron Foundation)が1ヶ月後の来月2020年5月20日から、
トロン(TRX)保有者に対して「JSTトークン」エアドロップを発表しました。
エアドロップとIEOを同じ月に実施するので、
はじめに「JSTトークン」の総量を100%をした場合に、
エアドロップとIEOにはどれだけの割り当てあるのかを確認しておきましょう。
Seed Sale:11%
https://poloniex.com/launchbase/JST/research
Public Sale (LaunchBase Allocation):4%
Strategic Partnerships:26%
Team:19%
Airdrop (Only for TRX Holders):10%
Ecosystem:30%
なるほど。
エアドロップ(TRXホルダー) 全体の10%
PoloniexのIEO(LaunchBase) 全体の4%
ということですな。
一番上にあるシードセールですが、これはIEOよりも3ヶ月前の2020年2月に
シード投資家へ販売した割当で 全体の11% ということです。
IEOでの発行価格は「1 JST = 0.00202 USD」ですから
IEOで購入する方が「安い」ということですわ。
「JUST」プロジェクトの概要
それでは「JUST」プロジェクトの概要も見ておきましょう。
(坂本は英語が読めないので、Google翻訳で訳したものを貼り付けておきます。
英語ができる方は公式でご覧になってください。)
JUSTはTRONネットワーク上のステーブルコインプロジェクトであり、世界中のユーザーに公平で分散した金融プラットフォームを提供することを目的としています。
ユーザーは、スマートコントラクトでTRX資産を担保として預金することにより、stablecoin USDJを作成できます。
プロジェクトは、JSTコミュニティメンバーが保持するJSTの数に基づいて管理されます。提案は、エコシステム全体で投票され、決定されます
https://poloniex.com/launchbase/JST/research
もっと詳しく知りたい方はホワイトペーパーをお読みになってください。
「JSTトークン」エアドロップの条件
ここからは「JSTトークン」エアドロップについて確認します。
「JSTトークン」エアドロップは「100TRX以上」の保有者が対象で、
30ヶ月をかけて「990,000,000 JST」が段階的に配布されます。
トロン財団(Tron Foundation)の公式サイトをみれば
「JSTトークン」エアドロップのスケジュールが記載されているのですが、
わかり易く表にして記載しておきますね。
2020年5月20日 (初期エアドロップ) | 217,800,000 JST (総供給量の2.2%) |
2020年6月20日~2021年5月20日 (12ヶ月間) | 毎月20日に237,600,000 JST (総供給量の2.4%) |
2021年6月20日~2022年5月20日 (12ヶ月間) | 毎月20日に257,400,000 JST (総供給量の2.6%) |
2022年6月20日~2022年10月20日 (5ヶ月間) | 毎月20日に277,200,000 JST (総供給量の2.8%) |
そうそう。
(おせっかいに)ご参考情報もお付けしておきます。
トロン(TRX)は中国産業情報技術省(CCID)が定期的に行っている
暗号通貨ランキング(2020年4月)で堂々の「2位」にランクインしている通貨です。
ちなみに1位は「イオス(EOS)」です。
「まじ!? 1位がイオス(EOS)で、2位がトロン(TRX)なの?」
と思った方はどうぞこちらの記事もお読みになっておいてください。
Poloniexの「IEO」第1弾「JUST」
冒頭でもお伝えしたように、海外取引所Poloniexが
初めて行うIEO(LaunchBase)が「JSTトークン」です。
(第2弾があるかは不明ですが、Binanceの動きを見ていると「第1弾がウマくいけば」やるんでしょうね。)
ここまでで大体のことはお伝えしているので、
あとはIEOの要点を箇条書きで纏めておきます。
- 2020年5月5日販売開始
- トロン(TRX)で購入可能
- 上場直後の発行枚数は「396,000,000 JST」
- シードセール割当価格は「1 JST = 0.00300 USD」だったが
IEOでの発行価格は「1 JST = 0.00202 USD」 - JSTトークンはTRC-20(トロンでのERC-20)形式で発行
坂本が参照した公式サイトのリンクを貼っておきますので
参加を検討される方はご覧になってください。
まとめ
シード投資家の購入額が「1 JST = 0.00300 USD」なのに
IEOでの売り出し価格が「1 JST = 0.00202 USD」と
安く設定しているのが気になるトコロ・・・
これはPoloniexが初めて実施するIEOだからこそ、
「絶対に成功させたい!!」という気持ちの表れかも知れません。
IEOは取引所にとって収入の柱になりますから、
第2弾、第3弾・・・と続けたいところでしょう。
その視点でみればIEOに参加しても良いかなとは思いますが、
トロン(TRX)のヘッジをしてから参加するのがいいでしょうな。
まあ、坂本はそこまでしてJSTトークンに魅力を感じないので、
エアドロップでもらえるだけで十分ですワ。