お楽しみ様です。
坂本です。
スマホアプリをインストールしたら
メニューに「API」という項目があったり、
エラーが発生した時に「APIホニャララ・・・」
というメッセージが表示されたことはありませんか?
結論から言うと仮想通貨取引をする上でAPIは必須ではないので
理解していなくても全く構いません。
ただ、APIをを使って自動売買botを稼働させることで
仮想通貨の自動売買取引ができるようなって、
言葉は悪いですが放置状態で稼ぐいでくれる「利益の源泉」を
作れるかもしれません。
本記事では、APIの概要説明から、
仮想通貨取引所bitFlyerでAPIを使った自動売買botの使い方まで
丁寧に図解で解説します。
自動売買botに興味をお持ちの方はどうぞご覧なすってください。
目次
仮想通貨取引所のAPIと自動売買botの関係
まずはAPIの役割を知りましょう。
「API」は「Application Programming Interface」の略で
異なるソフトウェアの橋渡しの役割を担っています。
仮想通貨取引所が公開しているAPIを利用することで、
その情報を取得した外部のプログラム(自動売買bot)で
簡単に操作することが可能になるため、
トレードの行う自動売買botを作れるワケです。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2019/09/sakamoto.png.webp?resize=150%2C150&ssl=1)
仮想通貨取引所APIを使って自動売買botを稼働させる注意事項
仮想通貨取引所は株や為替と同様に様々な注文を提供しています。
指定した金額になれば取引を行う「指値注文」
損切りや利確を一括で注文できる注文
この情報取得・発注・キャンセルといった取引に欠かせない機能をAPIが提供し
自動売買botが指定した引数で実行します。
つまり、自動売買botが24時間365日休まずに仮想通貨市場をチェックし
条件に従ってトレードを続けてくれるワケです。
もちろん、最も難しい損切りを逃すこともありません。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2019/09/sakamoto.png.webp?resize=150%2C150&ssl=1)
予期せぬ動きには要注意
APIを利用した自動売買botのリスクは内的要因と外的要因があります。
内的要因は自動売買bot自体のプログラムミスで
これはもう意図していない取引を実行してしまいます。
また、自動売買botのプログラムにミスがなくても
通信状態や取引所側の問題によって思惑通りの結果が得られない
外的要因もあります。
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仮想通貨取引所bitFlyerのAPIを使った自動売買botの使い方
お待たせしました。
前段が長くなりましたが、
仮想通貨取引所bitFlyerのAPIを使った自動売買botの使い方
を見ていきましょう。
bitFlyerが公開しているAPIは4種類
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2020/09/9241d17cdcfe3a5a01546c6a95ab888e.png?resize=728%2C274&ssl=1)
bitFlyerのAPI公開ページにアクセスすると4種類のAPIが公開されており、
お好きなAPIを選んで使うことができます。
- bitFlyer Lightning API(取引の大半がbitFlyer Lightningを使っている)
- bitFlyer Lightning API playground(APIの呼出を本番環境で実際に行う)
- chainFlyer API(ビットコインの動きをリアルタイムで視覚化)
- Echo API(法人向けのサービス)
それでは実際に使ってみましょう。
bitFlyer Lightning API
「bitFlyre Lightning API」をクリックすると
APIで利用できる全ての命令を確認できます。
左側に実行できるプログラムの一覧、右側にその詳細が表示されます。
こちらの画像は左の一覧から「新規注文を出す」をクリックしたものです。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2020/09/70eedd4bc6f9225c22db9b40ee7509fc.png?resize=728%2C368&ssl=1)
自動売買botのプログラム中で「/v1/me/sendchildorder」を実行し
その時にBodyパラメータで注文の詳細を指定すると新規注文が出されます。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2019/09/sakamoto.png.webp?resize=150%2C150&ssl=1)
bitFlyer Lightning API Playground
つづいて、自由にプログラムを打ち込んでその場で結果を確認するために
「bitFlyer Lightning API Playground」をクリックします。
先ほどの「/v1/me/sendchildorder」を左の欄の一覧から選んでクリックすると
次のような画面になります。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2020/09/bitFlyer-Lightning-API-Playground.png?resize=728%2C564&ssl=1)
「/v1/me/sendchildorder」の下のBody欄に次のように入力します。
“product_code”: “BTC_JPY”,
“child_order_type”: “LIMIT”,
“side”: “BUY”,
“price”: 900000,
“size”: 0.1,
}
右の「API KEY」と「API Secret」欄に自分の情報を入力し
「Submit」ボタンをクリックします。
これで
「BTC/JPYペアで、BTC価格が90万円の時に0.1BTCを買う」
という指値注文が実行できました。
「Submit」をクリックすると実際に注文が出されませんでした。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2019/09/sakamoto.png.webp?resize=150%2C150&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2020/09/5.jpg?resize=728%2C283&ssl=1)
画面をもう少し下にスクロールさせると、
プログラミングする際のコードサンプルが表示されます。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2020/09/6.jpg?resize=551%2C731&ssl=1)
プログラミング言語は4つの言語に対応しています。
タブをクリックして切り替えることで、変えることができます。
・Ruby
・Perl
・C#
まとめ
他のプログラムやアプリケーションからでも操作できるようにするために、
開発者が用意してくれているのがAPIです。
APIのおかげで、既にリリースされているシステムを使った
アプリの開発がとても簡単になります。
![](https://i0.wp.com/clubjade.info/wp-content/uploads/2019/09/sakamoto.png.webp?resize=150%2C150&ssl=1)
APIを理解することは仮想通貨取引をする上で必須ではありませんが、
便利で確実な取引を行う上で、
頼もしい味方になってくれることは間違いありません。