お楽しみ様です。
坂本です。
スマホアプリをインストールしたら
メニューに「API」という項目があったり、
エラーが発生した時に「APIホニャララ・・・」
というメッセージが表示されたことはありませんか?
結論から言うと仮想通貨取引をする上でAPIは必須ではないので
理解していなくても全く構いません。
ただ、APIをを使って自動売買botを稼働させることで
仮想通貨の自動売買取引ができるようなって、
言葉は悪いですが放置状態で稼ぐいでくれる「利益の源泉」を
作れるかもしれません。
本記事では、APIの概要説明から、
仮想通貨取引所bitFlyerでAPIを使った自動売買botの使い方まで
丁寧に図解で解説します。
自動売買botに興味をお持ちの方はどうぞご覧なすってください。
目次
仮想通貨取引所のAPIと自動売買botの関係
まずはAPIの役割を知りましょう。
「API」は「Application Programming Interface」の略で
異なるソフトウェアの橋渡しの役割を担っています。
仮想通貨取引所が公開しているAPIを利用することで、
その情報を取得した外部のプログラム(自動売買bot)で
簡単に操作することが可能になるため、
トレードの行う自動売買botを作れるワケです。
仮想通貨取引所APIを使って自動売買botを稼働させる注意事項
仮想通貨取引所は株や為替と同様に様々な注文を提供しています。
指定した金額になれば取引を行う「指値注文」
損切りや利確を一括で注文できる注文
この情報取得・発注・キャンセルといった取引に欠かせない機能をAPIが提供し
自動売買botが指定した引数で実行します。
つまり、自動売買botが24時間365日休まずに仮想通貨市場をチェックし
条件に従ってトレードを続けてくれるワケです。
もちろん、最も難しい損切りを逃すこともありません。
予期せぬ動きには要注意
APIを利用した自動売買botのリスクは内的要因と外的要因があります。
内的要因は自動売買bot自体のプログラムミスで
これはもう意図していない取引を実行してしまいます。
また、自動売買botのプログラムにミスがなくても
通信状態や取引所側の問題によって思惑通りの結果が得られない
外的要因もあります。
仮想通貨取引所bitFlyerのAPIを使った自動売買botの使い方
お待たせしました。
前段が長くなりましたが、
仮想通貨取引所bitFlyerのAPIを使った自動売買botの使い方
を見ていきましょう。
bitFlyerが公開しているAPIは4種類
bitFlyerのAPI公開ページにアクセスすると4種類のAPIが公開されており、
お好きなAPIを選んで使うことができます。
- bitFlyer Lightning API(取引の大半がbitFlyer Lightningを使っている)
- bitFlyer Lightning API playground(APIの呼出を本番環境で実際に行う)
- chainFlyer API(ビットコインの動きをリアルタイムで視覚化)
- Echo API(法人向けのサービス)
それでは実際に使ってみましょう。
bitFlyer Lightning API
「bitFlyre Lightning API」をクリックすると
APIで利用できる全ての命令を確認できます。
左側に実行できるプログラムの一覧、右側にその詳細が表示されます。
こちらの画像は左の一覧から「新規注文を出す」をクリックしたものです。
自動売買botのプログラム中で「/v1/me/sendchildorder」を実行し
その時にBodyパラメータで注文の詳細を指定すると新規注文が出されます。
bitFlyer Lightning API Playground
つづいて、自由にプログラムを打ち込んでその場で結果を確認するために
「bitFlyer Lightning API Playground」をクリックします。
先ほどの「/v1/me/sendchildorder」を左の欄の一覧から選んでクリックすると
次のような画面になります。
「/v1/me/sendchildorder」の下のBody欄に次のように入力します。
“product_code”: “BTC_JPY”,
“child_order_type”: “LIMIT”,
“side”: “BUY”,
“price”: 900000,
“size”: 0.1,
}
右の「API KEY」と「API Secret」欄に自分の情報を入力し
「Submit」ボタンをクリックします。
これで
「BTC/JPYペアで、BTC価格が90万円の時に0.1BTCを買う」
という指値注文が実行できました。
「Submit」をクリックすると実際に注文が出されませんでした。
画面をもう少し下にスクロールさせると、
プログラミングする際のコードサンプルが表示されます。
プログラミング言語は4つの言語に対応しています。
タブをクリックして切り替えることで、変えることができます。
・Ruby
・Perl
・C#
まとめ
他のプログラムやアプリケーションからでも操作できるようにするために、
開発者が用意してくれているのがAPIです。
APIのおかげで、既にリリースされているシステムを使った
アプリの開発がとても簡単になります。
APIを理解することは仮想通貨取引をする上で必須ではありませんが、
便利で確実な取引を行う上で、
頼もしい味方になってくれることは間違いありません。