ビットコインの値動きとキーワードの検索回数に関係はある? Google Trendを検証してみた。

お楽しみ様です。
坂本です。

Google Trend(https://trends.google.co.jp/trends/)ってご存知ですか?

「あるキーワードがどのぐらい検索されたのか」
をチャート形状で知ることができる
Googleが提供しているスグレモノです。

例えば「仮想通貨」を調べてみるとこんなチャートが表示されます。

「仮想通貨」というキーワードが検索されたMAX時を100として表示されています。検索対象となる国も選ぶことができてこれは日本のグラフです。

つまり、このGoogle Trendのチャートから
日本では2019年の5~6月に「仮想通貨」という単語がたくさん検索された
ということがわかります。

2019年の5~6月はビットコイン(BTC)が低迷から抜け出して
1万ドルを突破したころですから、勘の鋭い方はお気づきかも知れません。

「コレって仮想通貨の値動きの予測に使えるんじゃないカイ」

・・・仰る通りです。

本記事では「Google Trend」がどの程度
値動きの予測に使えるかを検証をしてみます。

目次

Google Trendsは相場参加者の心理動向を知ることができる

さきほどは「仮想通貨」とひとつのキーワードで検索しましたが
複数のキーワードを使って検索回数を比較することもできます。

「仮想通貨」と「ビットコイン」の2つのキーワードで比較してみます。

青が「仮想通貨」、赤が「ビットコイン」です。

両者の検索回数の動きは似通っているのはあたり前ですが、
おもしいのは「仮想通貨」よりも「ビットコイン」のほうが多く検索されていること。

つまり「仮想通貨全般」に対する興味よりも
「ビットコインがどうなるか」のほうが興味深いのです。

キーワード「半減期」も調べてみます

さて。

それでは5月12日に半減期を迎える旬のキーワード「半減期」も調べてみます。

他の仮想通貨の半減期と混ざってしまうのを避けて
「ビットコイン 半減期」で検索してみます。

4月に入ってから伸びていることがわかりますね。

過去に行われた半減期は
「半減期の数ヶ月前に上昇のピークを迎えて
 半減期当日にかけては価格が緩んでいく」

という傾向があります。

この傾向からすれば「ビットコイン 半減期」での検索は
半減期数ヶ月前の2月~3月頃に起きていてもおかしくないのですが
今回は事情が違いましたね。

そうです。

ご存知の「新型コロナウイルスの蔓延」によって
多くの投資家の関心はビットコインどころはなかったんです。

キーワードは英語で行うべし

仮想通貨における日本人の影響力は小さいので
できれば英語キーワードを使うようにしましょう。

日本語で「ビットコイン 半減期」は
英語で「Bitcoin Halving」です。

「Bitcoin Halving」で検索するとこのようになります。

新型コロナウイルスの蔓延によって世界中の投資家の関心が
2月~3月はビットコインの半減期に向いてなかったが
新型コロナウイルスの話題が落ち着いてきた4月になって
「Bitcoin Halving」の検索が急増しています。

つまり。

Google Trendsを使うことで相場参加者の心理動向を知ることができるのです。

Google Trendで価格の動きを読めるか

お待たせしました。

それでは、検索回数の動向と値動きの関係についてみていきましょう。

過去3年のビットコインの価格推移と
「ビットコイン」の検索回数の推移(全世界)を並べてみました。

上が価格推移でBlockchain.com製のチャート
下がGoogle Trendによる検索回数のチャートです。

気になるタイミングがわかりやすいよう赤で加筆しています。

①バブル期

図①は2017年末に起きた仮想通貨バブル期です。

価格ピーク時の検索回数の盛り上がりはとても目立ちますね。

よく見ると小幅なピークも価格と関係しているように見えます。

②ビットコインキャッシュ騒動期

図②はビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークと分裂の騒ぎがあり
それに伴う大きな値動きがありましたね。

大きく価格が下落している時に検索回数のピークが見えます。

③半値戻し期

図③はビットコインキャッシュ(BCH)の混乱後の低迷を脱し
上昇トレンドとなって1万2千ドルを超えるまで価格が上昇した時期です。

同じ時期に、検索回数のピークが連続していることがわかります。

④コロナショック期

図の④は新型コロナによる混乱に伴う大きな値下がり時です。

検索回数はピークを迎えていますね。

図①~図④を振り返って検証してみましたが
ビットコイン値動きの傾向を把握するGoogle Trendsの威力は
十分にご理解いただけたと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Google Trendは相場参加者の心理動向が反映されているからこそ
カナリ使えるツールです。

もちろん、価格が上昇する時だけでなく下落する時にも使えます。

だって、価格が下落する時も
「ビットコイン」というキーワードが気になって
検索回数が増えるのですからあたりまえです。

大事なことは相場に参加しているのは人間だからこそ、
機械的な値動きだけを見るのではなくて
「こういった情報も活用するべし!!」ということですナ。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

次回もあなたのトレードに役立つ情報をお伝えしますので
どうぞ楽しみになさっていてください。

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