仮想通貨イーサリアムの送金手数料「ガス代」節約方法

お楽しみ様です。
坂本です。

仮想通貨の送金には送金手数料がかかります。
これは法定通貨の送金と同様です。

しかし、仮想通貨と法定通貨では「仕組み」が大きく異なっています。
この違いのお陰で、仮想通貨の送金手数料は「自由に設定することができる」ワケです。

坂本
その事実をはじめて知った時に「送金手数料って自由に設定できるんかいっ!!」と思わずツッコミをいれたことを今でも覚えています。

だって、3万円未満の法定通貨を国内送金する時。
インターネットバンキングで「220円」、銀行の窓口では「660円」。

加えて海外送金なんて、ゆうちょ銀行で「約3,000円」、銀行の窓口では「約5,000円」。

にもかかわらず。

仮想通貨の送金は国内であろうが海外であろうがかかる手数料は「同じ」です。

しかも、送金にかかる時間はゆうちょ銀行では送金日+2~4日。
対してビットコインであれば約10~20分です。

加えて、仮想通貨は24時間365日利用できるのですから、もう法定通貨はオワコンです。

・・・にもかかわらず、

仮想通貨の送金手数料は「自由に設定することができる」とはどうこうことでしょうか?

はい。

本記事をお読みいただくことで、
イーサリアムの送金手数料である「ガス代」
ガス代の設定に重要となる「Gwei」の概要を知ることができ、
送金手数料「ガス代」の節約のやり方を知ることができます。

どうぞ最後までお読みになり、
あなたの仮想通貨トレードにお役立てくださいませ!!

目次

仮想通貨の送金手数料

仮想通貨の送金手数料はマイナーが受け取る

冒頭でもお伝えしたように法定通貨の送金には
「中央管理者」である銀行が定めた送金手数料がかかります。

その管理のためには中央に管理サーバーが必要ですから、
その維持管理のために費用が発生するのは言うまでもありません。

かたや仮想通貨も送金に送金手数料がかかることは一緒です。

しかし、中央管理者ではなく
「P2Pネットワーク」を経由して送金するために、
「マイナー」が送金処理を承認するので
送金手数料は安く抑えることができるワケです。

坂本
マイナーは送金処理を承認することでマイニング報酬を受け取りますが、その時に送金手数料も受け取ることができるという仕組みです。

仮想通貨の送金手数料は自由に設定できます

仮想通貨の送金手数料は、法定通貨と比較すれば断然安いのですが、
「仮想通貨価格の高騰」
「スケーラビリティ(送金詰まり)問題」などによって、
実はここ最近、「一概に安い」とは言えなくなってきました。

ココ、大事です。

仮想通貨の送金にはマイナーの承認が必要で、
承認をしたマイナーは報酬として送金手数料が受け取れます。

つまり、マイナーは
送金手数料が「高く」設定された送金を優先して処理をしますから、
あまりに安い送金手数料を設定していると送金処理が行われず、
結局はキャンセル扱いになってしまうことがあります。

もちろん、めちゃくちゃ急いで送金したい場合には、送金手数料を高めに設定しさえすれば、優先して処理してもらうことができます。

イーサリアムの送金手数料「Gas Limit」と「Gas Pricet」

さて。

イーサリアムの送金手数料は「ガス代」と呼びます。

これには理由があって、
多くの仮想通貨はその通貨で送金手数料を支払いますが、
イーサリアムの場合は「ガス(GAS/Gas)」という仮想通貨で支払う
ためです。

実際に支払うガス代は
「Gas Limit」「Gas Price」
2つから算出されます。

「Gas Limit」とは
送金手数料の上限のことで、多くの場合は「21,000」に設定されています。
「Gas Price」とは
通貨単位を「Gwei」とし、1Gweiは0.000000001(10億分の1)ETHです。

「Gas Limit」と「Gas Price」は自由に設定することが可能です。

例えば
「Gas Price」を10Gwei
「Gas Limit」を21,000に設定すると、
送金時に支払う手数料は
「Gas Limit」と「Gas Price」をかけた金額となります。

21,000 × 10(Gwei) × 0.000000001(ETH) = 0.00021(ETH)

坂本
2020年11月時点のレートで換算すると「10円」程度ですナ。


加えて、この送金手数料は「全てが消費される」とは限らないのです。

つまり、承認に必要な分は消費されますが、あまった分は払い戻されるワケです。

もちろん、先ほどもお伝えしたように送金手数料の設定をを小さく設定し過ぎてしまうと、送金が途中でキャンセルされてしまう場合がありますから注意が必要です。
この場合、処理途中までに使用した送金手数料は返ってきません。

坂本
ガス代の設定は「余裕のある数値」に設定しておくことをおススメします。

ガス代の設定方法

おまたせしました。

それではここからは「ガス代の設定方法」をご紹介します。

すでにお気づきのように、やり方次第では
「ガス代の節約」になりますから
ジックリとご覧になってくださいませ。

ガス代の算出サイト

仮想通貨取引所やウォレットから送金を行う場合、
デフォルトで「Gas Prise」が設定されています。

しかし、その時のトランザクションの混み具合などによって、
適正な「Gas Price」は変動しているのですから
その時点での適切な「Gas Price」を設定することで節約できます。

そんな時に役に立つのがこちら。
適切な「Gas Price」を教えてくれる「ETH Gas Station」です。

ETH Gas Station:https://ethgasstation.info/index.php

アクセスすると3つの数字が表示されています。

この数字からそれぞれの推奨を知ることができます。

  • TRADER:61Gwei(できるだけ早く)
  • FAST:57Gwei(急ぎで2分)
  • STANDARD:52Gwei(通常5分)

MetaMaskのガス代設定方法

推奨値がわかったら、次はガス代を設定します。
MetaMaskでのガス代の設定方法をご紹介します。

ログインしたら、①「送金」を選びます。

②送金先のアドレスを入力すると、
③送金手数料を選べるようになります。

デフォルトでは「平均」が選択されていますが、急ぐ場合は「Fast」、そうでない場合は「Slow」を選ぶこともできます。
この時に「詳細設定」を選択すると、さらに細かな設定ができます。

④で「ガスプライス(Gwei)」と「ガスリミット」を入力することができます。

最後に⑤「保存」をクリックして、設定完了です。

坂本
「ETH Gas Station」の情報を参考にすることで、無駄のない送金手数料の設定ができます。

仮想通貨のガス代(Gwei)のまとめ

いかがでしたでしょうか。

ほとんどの場合、仮想通貨取引所やウォレットがおススメの手数料を示してくれます。
それに従っておけば問題が起こることはほぼないでしょう。

しかし、適正なガス代金は常に変動しています。
できればガス代は安く済ませて少しでも節約したいですよね。

ひと手間かけてでも「ETH Gas Station」を使って適正なガス代を知って、
自分で送金手数料を設定することをおすすめします。

塵も積もれば山となる。

振り返った時、その「ひと手間」が大きな節約になっていることは間違いありません。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

次回もあなたのトレードに役立つ情報をお伝えしますので
どうぞ楽しみになさっていてください。

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