お楽しみ様です。
坂本です。
仮想通貨取引所への新規上場から、1年で仮想通貨ランキングで11位になっている仮想通貨のPolakadot(ポルカドット)はご存知でしょうか?
すでに日本の仮想通貨取引所にでも扱っており、気になっている方も多いでしょう。
ポルカドットは、他の仮想通貨にはない仕組みを持つ「将来性のある通貨」です。
その仕組みこそ、Web3.0を構築することによって分散化したネットワークです。
今回の記事では、ポルカドットの仕組みについての説明と過去のチャート推移、購入できる国内仮想通貨取引所を紹介していきます。
上記のような方は、この記事を読み終わったときにはわからなかったことが解決します。
さらに、あなた自身がポルカドットへの投資判断をくだせるようになっているでしょう。
それではまいりましょう。
目次
仮想通貨Polkadotとは
ポルカドットは、2020年5月にリリースされたばかりで、他の仮想通貨と比べても比較的歴史が浅いと言えます。
現在仮想通貨市場で存在感を示しているイーサリアムの共同創設者が、ポルカドットの開発メンバーに名を連ねていることで話題を集めました。
冒頭でもお伝えしたようにPolkadotはWeb3.0の実現のための重要なプロジェクトとして期待されています。
Web1.0 | ユーザーがホームページなどを一方向的に閲覧する時代 |
Web2.0 | TwitterなどのSNSなどでユーザー同士が双方向的にやりとりする時代 |
Web3.0 | ブロックチェーン技術を主体とした情報管理を分散化した新たなWeb世界 |
仮想通貨Polkadotの特徴「7つ」
仮想通貨Polkadotの5つの特徴を解説します。
●ブロックチェーンの相互運用性がとても高い
●ハードフォークを使わないで発展していく
●保有しているだけで報酬がもらえる
●高度なセキュリティを持つ
●スケーラビリティ問題を解決するパラチェーン
●誰でもブロックチェーンを作れる
●オープンガバナンス体制
特徴1:ブロックチェーンの相互運用性がとても高い
ポルカドットには相互運用性(インターオペラビリティー)があります。
相互運用性とは、2つ以上の異なるブロックチェーンの間に介入することができる性質のことです。
ビットコインはビットコインのブロックチェーンがあり、イーサリアムはイーサリアムのブロックチェーンがあります。このとき、ビットコインのブロックチェーンで新たに面白い性能が開発されたとしても、イーサリアムのブロックチェーンで同じ技術を再現するのは不可能でした。
ポルカドットの相互運用性により複数のブロックチェーンの仕組みが異なる通貨間の橋渡しを行っているのです。
特徴2:ハードフォークを使わないで発展していく
ポルカドットの開発は、時間がかからず効率がいいと言えます。
ビットコインやイーサリアムの開発で使われるハードフォークという手法を、ポルカドットは採用していないためです。通常、ハードフォークという手法で技術開発を行うと、アップグレード以前の通貨とアップグレード以後の通貨で互換性が失われます。
例えば、ビットコインキャッシュ(BTH)は、ビットコインのハードフォークの過程で分派したコインです。ポルカドットでは互換性が失われることなく半永久的に継続した技術開発が可能となります。
これにより、他の仮想通貨では実現できなかったスピード感をもって多様な開発が進められています。
特徴3:保有しているだけで報酬がもらえる
ポルカドットには、通貨保有者に報酬を渡すステーキングサービスがあります。
仮想通貨取引所で通貨を保有しているだけで自己増殖すると考えると、福利投資としても魅力的であると言えるでしょう。
キャピタルゲインのみならずインカムゲインも狙えるのがポルカドットです。
特徴4:高度なセキュリティを持つ
ポルカドットは、複数のブロックチェチェーンの構造を同時に所有しています。このことをパラチェーン構造といい、複数あるブロックチェーンを共有のセキュリティで確保しています。
ビットコインや他のアルトコインは、それぞれのブロックチェーンごとにセキュリティを維持していました。
そのため、巨大なブロックチェーンを持つ通貨はセキュリティにかかるエネルギーが膨大にかかってしまう、小規模なブロックチェーンを持つ通貨はセキュリティが甘く、外部攻撃に対して屈してしまうという問題がありました。
ポルカドットは、エネルギー効率と小規模の脆弱性の問題を解決した高度なセキュリティを備えた仮想通貨です。
特徴5:スケーラビリティ問題を解決するパラチェーン
ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな仮想通貨はスケーラビリティ問題を抱えています。
スケーラビリティ問題とは、取引が増えるに連れてブロックチェーン内の情報が多くなり取引が遅延したり、手数料が高騰する可能性がある問題です。
Polkadotはパラチェーンと呼ばれる、Polkadotに接続する他のブロックチェーンにトランザクション処理を実行させることで、処理速度をあげ、スケーラビリティ問題を解決します。
特徴6:誰でもブロックチェーンを作れる
Polkadotはオープンソースになっており、誰でも同じようにブロックチェーンを開発できます。
これは情報が分散的であるWeb3.0の考えにそった考え方です。
公開しているソースコードを利用して作られたブロックチェーンが、Polkadotのパラチェーンになることもあるでしょう。
特徴7:オープンガバナンス体制
Polkadotはオープンガバナンス体制をとっています。
ユーザーはブロックチェーンの管理やプロジェクトの方向性の決定などに関与できます。
これも意思決定の権利をPolkadotの外部の人に与えている点で、Web3.0の分散化した考えに合致していますね。
ポルカドット(DOT)の価格推移のチャート
2020年8月にポルカドットは上場して、世界にリリースされました。
以下はそれ以降の価格推移のチャートです。
(2022年1月7日時点)
上記のチャートを見ると、2020年8月の上場以来価格は上昇し、2021年2月には約20倍の成長を見せています。
その後、一時市場の過熱感が収まるまで下落はしたものの、2021年10月から11月にかけて史上最高値を更新しています。
Polkadotの将来性
Web3.0の実現に向けて活動していえるPolkadotですが今後の動向に期待できるのでしょうか。
結論としては、期待度は高く、仮想通貨のPolkadotの価格が上昇する可能性も十分あります。
その理由は、2021年の12月にパラチェーンに関するプロジェクトが本格始動したためです。
Polkadotはブロックチェーンの相互利用を目指しており、その利用に注目が集まっていました。
そのプロジェクトの1つである、パラチェーンオークションの第一弾が終了し、5つのパラチェーン枠を勝ち取ったブロックチェーンが決まったのです。
その5つは、「Acala」「Moonbeam」「Astar」「Parallel Finance」「Clover」です。
これらのブロックチェーンとどのような相互作用を起こしていくのかに注目が集まります。
さらに来春にはオークションの第二段が開催されます。
最大で100個のパラチェーンの枠が用意されており、今後の動きが期待されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポルカドットは、ブロックチェーン間をつなぐ相互運用性があり、高度なセキュリティを持つうえで効率的なアップグレードで開発が進められており、ステーキングサービスがあるという特徴がある通貨です。
これらの特徴は、ポルカドットの差別化の証明だけでなく、仮想通貨市場が成長するうえで必要不可欠な特徴であるとも言えます。
2021年、ビットコインが過去最高値を更新するなど仮想通貨市場は過熱の時を迎えています。
この追い風は長期的に続くことが期待されていることから、ポルカドットの未来も明るいと考えることができるでしょう。
ポルカドットへの投資は、仮想通貨取引所の口座開設を済ませればいつでもどこでもワンクリックで簡単にできます。
そんな時代だからこそ、常に情報を精査して投資判断の材料を集めることが大切なのではないでしょうか。
● ポルカドットってどんな仕組みの通貨なのか知りたい
● ポルカドットの将来性を知って投資する価値があるか知りたい